2010年04月04日
貨物用機関車のD51形蒸気機関車
静岡県の大井川鉄道で銀河超特急999号が走ったイベントをご存知でしょうか?
SLファンはもちろんのこと、銀河鉄道999のアニメが好きな人にとってもワクワクするようなイベントであったと思います。
銀河超特急999号は2009年9月9日の「999の日」にちなんで走りましたが、現代においてはこのようにイベントでもない限り蒸気機関車はなかなか見られなくなっていますね。
またSLに乗ることを目的とした大井川鉄道ツアーなどが組まれていることからも、日常ではSLに触れる機会がほとんどないことがわかります。
だからこそ、余計にSLは人々の心を捉えてしまうのかもしれません。
さて蒸気機関車が全国的に多く走っていた頃に、どこへ行ってもよく見られた貨物用機関車にD51形があります。
これは無骨なスタイルのD50形の次に登場した機関車ですが、D51初期型は煙突から給水温め器、砂箱、蒸気だめまでをドームカバーで覆ったスタイルをしていたので、その形から「ナメクジ」と呼ばれていたそうです。
太平洋戦争中には機関車の製作工程を省略するため、ドームカバーの両端を直角にし「カマボコ」と呼ばれたものもあったようです。
このような愛称で呼ばれるのも、多くの人に愛されている蒸気機関車ならではですね。
D51形機関車は本線貨物用機関車として性能的にも完成されたもので、1936年から1945年まで長期に渡って製造が続き、総数1115両が製造されました。
D51形498号機は山陽本線や大阪吹田、常磐線平、北陸本線直江津、羽越本線新津などで使われた後、酒田で廃車となりました。
1988年には大宮工場で復元され、本線に復帰しました。
現在ではJR東日本館内でイベント列車を引いて活躍し、デゴイチヨンキュッパと呼ばれ親しまれています。
東のデゴイチが498なら、西のデゴイチは200号機でしょうか。
こちらは梅小路に保存されています。
SLファンはもちろんのこと、銀河鉄道999のアニメが好きな人にとってもワクワクするようなイベントであったと思います。
銀河超特急999号は2009年9月9日の「999の日」にちなんで走りましたが、現代においてはこのようにイベントでもない限り蒸気機関車はなかなか見られなくなっていますね。
またSLに乗ることを目的とした大井川鉄道ツアーなどが組まれていることからも、日常ではSLに触れる機会がほとんどないことがわかります。
だからこそ、余計にSLは人々の心を捉えてしまうのかもしれません。
さて蒸気機関車が全国的に多く走っていた頃に、どこへ行ってもよく見られた貨物用機関車にD51形があります。
これは無骨なスタイルのD50形の次に登場した機関車ですが、D51初期型は煙突から給水温め器、砂箱、蒸気だめまでをドームカバーで覆ったスタイルをしていたので、その形から「ナメクジ」と呼ばれていたそうです。
太平洋戦争中には機関車の製作工程を省略するため、ドームカバーの両端を直角にし「カマボコ」と呼ばれたものもあったようです。
このような愛称で呼ばれるのも、多くの人に愛されている蒸気機関車ならではですね。
D51形機関車は本線貨物用機関車として性能的にも完成されたもので、1936年から1945年まで長期に渡って製造が続き、総数1115両が製造されました。
D51形498号機は山陽本線や大阪吹田、常磐線平、北陸本線直江津、羽越本線新津などで使われた後、酒田で廃車となりました。
1988年には大宮工場で復元され、本線に復帰しました。
現在ではJR東日本館内でイベント列車を引いて活躍し、デゴイチヨンキュッパと呼ばれ親しまれています。
東のデゴイチが498なら、西のデゴイチは200号機でしょうか。
こちらは梅小路に保存されています。
Posted by 関 at 19:49
│蒸気機関車の型式