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2010年06月04日

戦闘機械としての銀河鉄道999号

ここまでに、実在する特急用蒸気機関車であるC62形と、アニメ世界の中で走る銀河超特急999号との相似点についてお話してきました。
ここでは銀河超特急が松本零士さんのワールドにある車輌であることを証明する「武装車輌」について、お話したいと思います。
現実世界の鉄道には装甲車輌は存在しませんし、大井川鉄道でイベント運行した999号にももちろん装甲車輌は編成されていませんでした。

アニメの中で、武装した車輌は銀河鉄道の戦闘力となります。
999号の1両としてつながれているものや独立して銀河鉄道から派遣されるものなどがありますが、ここでは3つの装甲車輌を紹介します。

●装甲車
999号の3両目に特別編成された装甲車で、それ自体が意思を持つ戦闘機械です。
命中すると相手を構成する物質を崩壊・消滅させてしまう凄まじい威力を持ったブラックホール砲を12門構えています。
第22話の「海賊船クイーンエメラルダス」で登場します。
●無軌道強行突破装甲車
これは999号に編成されたものではなく、他の星(鉄郎らが乗る客車が強制着陸させられた)を武力制圧するために秘密基地格納庫から発進したものです。
第38話「卑怯者の長老帝国」で登場します。
●鉄道警備隊装甲列車
反乱を起こして客車から離れてしまった999号の状況調査と、555号の郵便車を襲った強盗犯を捕まえるために派遣されました。
第69話「C62の反乱」で登場します。

もし大井川鉄道でのイベント用に装甲車輌が用意されていても、宇宙で戦うために造られたこれらの車輌は大井川沿線の風景にはきっとミスマッチだったでしょうね。
  


Posted by 関 at 17:44戦争と銀河鉄道