2010年04月02日
蒸気機関車がモデルの銀河超特急999号
銀河超特急999号が大井川鉄道を走ったというニュースは記憶に新しいところではないでしょうか。
多くの蒸気機関車(SL)ファンだけでなく、アニメファンにとっても興味深いイベントであったと思います。
さて、銀河超特急999号のモデルとなった蒸気機関車がC62という実在するものであったことはご存知でしょうか。
大井川鉄道で走った999号はC11でしたが、ここではC62とかC11と言った蒸気機関車の形式の読み方について説明したいと思います。
蒸気機関車は、走るためのエネルギーを自分で作る必要があります。
エネルギーとなる蒸気を作り出すための石炭と水を積んで走るのですが、ローカル線などの短距離用小型機関車は積む燃料も少なくて済むため、ボイラーの横に水タンク、運転室の後ろに石炭庫をつけたスタイルのタンク機関車と呼ばれています。
一方で長距離を走る大型機関車は大量の石炭と水が必要なため、機関車の後ろにテンダーと呼ばれる炭水車を連結しており、テンダー機関車と呼ばれています。
機関車は動軸の数をアルファベットで表現し、動輪が3つのものがC、4つのものがD、5つのものがEとなっています。
さらにタンク機関車はC10やC11のように、アルファベットの後に10~の番号が付けられます。
テンダー機関車ではD51やC57のように50~の番号が付けられています。
タンク機関車はバック運転も得意なので入れ替えにも便利ですが、燃料を満載している時と空になった時とで機関車の重さが変わってしまい、性能が一定しにくいという難点もあります。
テンダー機関車ではたくさんの燃料を積むため炭水車を引いているし、全体の長さにも無駄が出てしまうなどの欠点があります。
多くの蒸気機関車(SL)ファンだけでなく、アニメファンにとっても興味深いイベントであったと思います。
さて、銀河超特急999号のモデルとなった蒸気機関車がC62という実在するものであったことはご存知でしょうか。
大井川鉄道で走った999号はC11でしたが、ここではC62とかC11と言った蒸気機関車の形式の読み方について説明したいと思います。
蒸気機関車は、走るためのエネルギーを自分で作る必要があります。
エネルギーとなる蒸気を作り出すための石炭と水を積んで走るのですが、ローカル線などの短距離用小型機関車は積む燃料も少なくて済むため、ボイラーの横に水タンク、運転室の後ろに石炭庫をつけたスタイルのタンク機関車と呼ばれています。
一方で長距離を走る大型機関車は大量の石炭と水が必要なため、機関車の後ろにテンダーと呼ばれる炭水車を連結しており、テンダー機関車と呼ばれています。
機関車は動軸の数をアルファベットで表現し、動輪が3つのものがC、4つのものがD、5つのものがEとなっています。
さらにタンク機関車はC10やC11のように、アルファベットの後に10~の番号が付けられます。
テンダー機関車ではD51やC57のように50~の番号が付けられています。
タンク機関車はバック運転も得意なので入れ替えにも便利ですが、燃料を満載している時と空になった時とで機関車の重さが変わってしまい、性能が一定しにくいという難点もあります。
テンダー機関車ではたくさんの燃料を積むため炭水車を引いているし、全体の長さにも無駄が出てしまうなどの欠点があります。
Posted by 関 at
23:36
│銀河鉄道999号のモデル