2010年04月12日
レトロな客車,999号が走る大井川鉄道SLの旅
大井川鉄道のSLは、こげ茶色をしたレトロな客車を連ねて走ります。
他の鉄道会社で走る蒸気機関車はモダンな展望車やカフェカーなどを繋いで走ることが多いのですが、大井川鉄道ではあくまでも「蒸気機関車は歴史的な文化遺産」との考えで、あえて客車を当時に近い形でそのまま走らせているのです。
銀河鉄道999の1作目公開から30年を記念して大井川鉄道を走った「銀河超特急999号」においても、ボックスシートの旧型客車と展望車の合わせて5両を編成していました。
銀河超特急は特別な列車だとは言っても、やはりレトロな客車が999号にはしっくり合っていたようです。
さて、大井川鉄道SLの旅を始発の金谷駅から始めることにしましょう。
旧型客車を連ねて蒸気機関車がホームに入って来たら、興奮して走り出すことのないよう気持ちを抑えながら乗車しましょう。
車内に入るとニス塗りの壁や板張りの床の、何とも言えない懐かしい香りに包まれます。
木枠の座席や天井の白熱灯、網棚など、昭和の古き良き時代にタイムスリップした気分になります。
(この気分を味わえるのは、ある程度の年齢を超えている人に限りますが…)
スピードや快適性を重視した現代の乗り物では味わえない、独特の趣きがそこにはあります。
「ボッボーーー」という懐かしい汽笛が聞こえたら、いよいよ出発です。
汽車ぽっぽという可愛らしい響きには聞こえない野太い汽笛も、旅への期待と共に郷愁の気持ちを起こさせます。
終点千頭駅までのおよそ1時間20分の道中、レトロなボックスシートに揺られながら、車窓に見える圧倒的な山並みと渓谷の美しさを楽しんでください。
他の鉄道会社で走る蒸気機関車はモダンな展望車やカフェカーなどを繋いで走ることが多いのですが、大井川鉄道ではあくまでも「蒸気機関車は歴史的な文化遺産」との考えで、あえて客車を当時に近い形でそのまま走らせているのです。
銀河鉄道999の1作目公開から30年を記念して大井川鉄道を走った「銀河超特急999号」においても、ボックスシートの旧型客車と展望車の合わせて5両を編成していました。
銀河超特急は特別な列車だとは言っても、やはりレトロな客車が999号にはしっくり合っていたようです。
さて、大井川鉄道SLの旅を始発の金谷駅から始めることにしましょう。
旧型客車を連ねて蒸気機関車がホームに入って来たら、興奮して走り出すことのないよう気持ちを抑えながら乗車しましょう。
車内に入るとニス塗りの壁や板張りの床の、何とも言えない懐かしい香りに包まれます。
木枠の座席や天井の白熱灯、網棚など、昭和の古き良き時代にタイムスリップした気分になります。
(この気分を味わえるのは、ある程度の年齢を超えている人に限りますが…)
スピードや快適性を重視した現代の乗り物では味わえない、独特の趣きがそこにはあります。
「ボッボーーー」という懐かしい汽笛が聞こえたら、いよいよ出発です。
汽車ぽっぽという可愛らしい響きには聞こえない野太い汽笛も、旅への期待と共に郷愁の気持ちを起こさせます。
終点千頭駅までのおよそ1時間20分の道中、レトロなボックスシートに揺られながら、車窓に見える圧倒的な山並みと渓谷の美しさを楽しんでください。
2010年04月07日
大井川鉄道SLの旅で見る 車窓の景色
1000年に一度、9がぞろ目で揃う日の2009年9月9日に、静岡県大井川鉄道で銀河超特急999号の特別運行が行なわれました。
車内にも、そして銀河超特急999号が走る沿線にもカメラを持ったファンが詰めかけ、盛んにシャッターを押していたそうです。
この特別列車は新金谷駅から千頭駅を走ったそうですが、普段のSL列車はJR東海と接続している東海道本線金谷駅が始発となります。
しかし大井川鉄道用のホームは短いため、最大で7両もの客車を繋いでいるSL列車は一部がホームにかからないそうです。
さて金谷駅を出発したSL列車は大きくカーブを切った後、大井川に沿って北上します。
やがて新金谷駅に到着しますが、この新金谷駅構内にはバス駐車場があり、団体客はこの駅が起点となります。
また桜や紅葉などのシーズンには1日3往復のSL列車が設定されるため、車庫で煙を上げて待機中のSLを見ることができます。
新金谷駅を出発した列車は千頭駅へと向かうわけですが、途中にある様々な風景も楽しんでください。
神尾駅を通過するときは列車の左側に目をやると、たくさんのたぬきの焼き物が旅の安全を願って並んでいる姿を見ることができます。
また家山駅は春になると満開の桜がとてもきれいな場所です。
車窓にはお茶の段々畑や小さな村が見えてきます。
大井川の川幅が狭くなってくるとSLは川に寄り添い、やがて大井川の対岸へ渡ります。
車窓の右手には、SLの見られる露天風呂として名の知れた川根温泉ふれあいの泉があります。
いくつもの小さな駅を通過し、やがて列車は1時間20分の旅を終えて千頭駅に到着します。
千頭駅の構内は広く、機関車や電車が静態保存されており、SL資料館もあるのでぜひ見学してみたいところです。
車内にも、そして銀河超特急999号が走る沿線にもカメラを持ったファンが詰めかけ、盛んにシャッターを押していたそうです。
この特別列車は新金谷駅から千頭駅を走ったそうですが、普段のSL列車はJR東海と接続している東海道本線金谷駅が始発となります。
しかし大井川鉄道用のホームは短いため、最大で7両もの客車を繋いでいるSL列車は一部がホームにかからないそうです。
さて金谷駅を出発したSL列車は大きくカーブを切った後、大井川に沿って北上します。
やがて新金谷駅に到着しますが、この新金谷駅構内にはバス駐車場があり、団体客はこの駅が起点となります。
また桜や紅葉などのシーズンには1日3往復のSL列車が設定されるため、車庫で煙を上げて待機中のSLを見ることができます。
新金谷駅を出発した列車は千頭駅へと向かうわけですが、途中にある様々な風景も楽しんでください。
神尾駅を通過するときは列車の左側に目をやると、たくさんのたぬきの焼き物が旅の安全を願って並んでいる姿を見ることができます。
また家山駅は春になると満開の桜がとてもきれいな場所です。
車窓にはお茶の段々畑や小さな村が見えてきます。
大井川の川幅が狭くなってくるとSLは川に寄り添い、やがて大井川の対岸へ渡ります。
車窓の右手には、SLの見られる露天風呂として名の知れた川根温泉ふれあいの泉があります。
いくつもの小さな駅を通過し、やがて列車は1時間20分の旅を終えて千頭駅に到着します。
千頭駅の構内は広く、機関車や電車が静態保存されており、SL資料館もあるのでぜひ見学してみたいところです。