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2010年06月04日

銀河鉄道の厳しい規則

999の日に静岡県にある大井川鉄道で、銀河超特急999号が特別運行しました。
「999」のヘッドマークを付けた蒸気機関車、メーテルや車掌さんの登場、停車駅には銀河鉄道999に出てくる駅名と同じ看板を付けるなど、徹底してアニメの世界を再現し、乗客も銀河鉄道ワールドに引き込まれていたようです。
乗客自身が著名したパスを持っていなければ乗車できない、という規則もアニメそのままで、大井川鉄道を走った銀河超特急でも同じ方法がとられました。

さてこのパスの件のように、銀河鉄道には厳しい規則がいろいろあります。
999号に限らず、全ての列車において、運行の正確性や乗客と乗務員の罰則、敵への対応など、多岐にわたる項目があるようです。
どんな規則があるのか、その一部を見ていきたいと思います。

「銀河鉄道の列車の進行を妨害した者は、どんな理由があったとしても死刑とする」
「どんな状況においても、乗務員は乗客の安全に対して最善の努力を尽くす、万が一乗務員のミスにより乗客が死亡した場合は乗務員の死をもって償うこととする」
このように、死をもって償うといった項目もあり、これが「銀河鉄道規則は厳しい」と言われる所以です。
他には「乗客は列車の発車時刻に遅れた場合は置き去りにされ、さらにその乗客は以後、列車に乗ることは二度とできない」
「乗客は一度乗車したら、終点に着くまで途中下車はできない(指定施設への宿泊はこれに含まれない)」
など乗客に対する厳しい規則もあります。

実際にこれらの規則文書があるわけではないので、あくまでアニメの中の台詞や資料からの推測になりますが、かなり厳しい掟が存在することは確かなようです。
私たちが普段利用している鉄道と比較してみるのも面白いですよ。
銀河鉄道には「列車内で乗客が紛失した物があった場合、まったく同じ物を立て替えてもらえる」という決まりもあるようで、これが現実だったら鉄道会社は大赤字だなぁと考えたりもします。
  


2010年04月02日

静岡県,大井川鉄道を走る銀河超特急999号

2009年9月9日、大井川鉄道を銀河超特急999号が走ったというニュースは、鉄道ファン、アニメファンでなくても聞いたことがあるでしょう。
日付に9が揃う、まさにスリーナインの日、この日は平日にも関わらずカメラを持った多くのファンが沿線に詰め掛けたようです。

この企画は奈良市にある鉄道部品店のよるもので、蒸気機関車が復活して30年、そして「銀河鉄道999」第1作が公開されて30年という節目を記念してのものでした。
鉄道ファンのみならず、昔から銀河鉄道999のファンだった人にも物語の中にいる気分を味わってほしい、という思いで計画されたようです。

当初の計画では、銀河超特急999号は大阪と津和野の間で、9月9日の深夜に出発し3日間かけて往復する予定が立てられていました。
その計画で乗客を募集し、既に60人程が申し込んでいたのですが、JR側から「沿線が混乱するのを避けるため、999号のヘッドマークは外せないか」との要望があり、それを呑めない企画側は大阪発の計画を断念しました。
その後、蒸気機関車を定期運行させている大井川鉄道で銀河超特急が運行できることとなり、この企画が実現しました。

深夜に走る、という計画は実行されなかったものの、乗客が自分で定期券に記名して乗車したり停車駅では作品に出てくる駅名が使われたりと、原作さながらの演出がされました。
列車内には顔の見えない車掌やメーテルも登場し、銀河超特急での旅を終えた乗客は大満足の表情をしていたそうです。
ちなみ運行後の即売会で販売された「999」のヘッドマークは79万9999円だそうです。